「横峯議員いまだ返金せず」
2011.11.11
横峯議員いまだ返金せず
~終息しないクーポン券疑惑~
民主党の横峯良郎参議院議員が実態のない地方住所を沖縄県に登録して航空機クーポン券を過大受給していたことが問題となった。故意なのか過失なのかは判然としないが、結果として過大に受け取っていたことは疑いがない。
そのこと自体は横峯議員側も認めている。だからこそ同事務所も「受け取りすぎていた分は返金する」という姿勢をとっていたはずである(10月17~18日頃の各紙参照)。
故意ならば税金の詐取という犯罪である。事務的なミスであったとしてもそれ相応の責任はある。いずれにせよ速やかな返金は当然である。
ところが実際には返金は今に至るまでされていない。昨日の参議院議院運営委員会の場で、私が事務方に「返金はされたのか」と確認したところ参議院庶務部長の答えは「返金されていない」というものだった。
過大な受給分がいくらなのかが確定していないというのが理由らしいが、確定させるための努力さえ行なった形跡がない。横峯議員も横峯議員、事務方も事務方と言わざるをえない。国会議員が貰う航空機無料クーポン券も原資は当然税金である。曖昧にしたまま終息させるわけにはいかない。
それにしても記者に追及された時だけ「返金を検討する」とその場を取り繕っておいて、実際には何もしないなどということが許されるはずがない。返金するのは当然としても、政治倫理審査会などの場に自ら進んで出席して、しっかりとした説明をすることが必要だろう。
※このクーポン券の仕組みや問題については、10月25日と10月28日のブログで詳しく説明している。
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