けんいちブログ

「日曜討論での発言(その2)」

2011.11.08

     日曜討論での発言(その2)
        ~復興庁、TPP~
 昨日のブログに続いて、11月6日のNHK『日曜討論』での私の発言を掲載する。

【どうみる復興庁】


水野

 復興庁を作るならばですね、まず第一に被災した現地に本部を置くということ、そしてそれと同時にそこに権限と財源を十分に与えるということが鉄則だと思うんですね。
 ところが政府の案のままだと東京に置くというわけですから、そして権限は国土交通省とか農林水産省などに残るというのでは、結局被災地の方々というのは陳情のために東京まで出てきて、そして国土交通省や農林水産省などを回ることになる。
 そしてさらに新たに復興庁ができるということであれば、陳情先がもう一個増えるというだけであって、従来の旧態依然とした陳情行政を温存するよりも悪いと考えています。

【TPP】


水野

 みんなの党はTPPについては積極的に推進すべきだということを明言している恐らく唯一の政党じゃないかと思いますけれども、まあ民主党も自民党も支持団体の絡みがあるのか、なかなかはっきりした物言いをしないわけですね。
 奥歯に物の挟まったような、例えば「急ぎすぎるような決断には反対」とか、そういう奥歯に物の挟まったような言い方をしていますけれども、私たちみんなの党は自由貿易で自由経済に立脚している、資源に乏しい日本はそれに立脚しているわけだから、積極的にルール作りから参加をしていくべきだと主張しています。
 それと一つ対中戦略というものもあるわけですね。自由貿易のルールを無視する形で台頭している中国に対して、やはり環太平洋で先にしっかりとした自由貿易のルール作りをしておきたいという思いもあります。

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