けんいちブログ

「歳費カット法案などを再提出」

2011.10.28

歳費カット法案などを再提出
 みんなの党は本日午前10時、参議院に国会議員歳費カット法案と国家公務員総人件費2割カット法案を提出した。前者の提出者は上野ひろし議員、後者の提出者は小野次郎議員である。

 同様の法案はみんなの党として過去に何度も提出している。国会議員歳費カット法案は5回目の提出、国家公務員総人件費2割カット法案は3回目の提出となる。

 国会は会期制をとっているので、会期内に成立しなかった法案は原則として廃案となる(継続審査という特別な手続きをとると次国会に持ち越されるが・・)。みんなの党は、これまでにもこうした法案を提出してきたのだが、他党が審議入りの意欲を見せないため、会期が終わると審議未了廃案というのを繰り返してきた。廃案になっても次国会が始まれば、同内容のものを再提出することは可能なので、回数が積み上がってきたわけである


以下、これらの法案の提出の記録を掲載する。

*国会議員歳費カット法案
           提出日          提出者
第175回国会 平成22年7月30日  水野賢一
第176回国会 平成22年11月12日 松田公太
第177回国会 平成23年3月11日  上野ひろし
第178回国会 平成23年9月26日  上野ひろし
第179回国会 平成23年10月28日 上野ひろし
 cf.法案の正式な名称は「国会議員の歳費、旅費及び手当等
に関する法律の一部を改正する法律案」

*国家公務員総人件費2割カット法案
           提出日          提出者
第177回国会 平成23年8月5日   小野次郎
第178回国会 平成23年9月27日  小野次郎
第179回国会 平成23年10月28日 小野次郎

 cf.法案の正式な名称は「国家公務員の給与の減額措置等に
よる国家公務員の人件費の総額の削減に関する法律案」
提出→廃案→再提出を繰り返すのは一見無駄な努力のようだが、「雨垂れ石を穿つ」という言葉もある。一歩でも前進すべく何度でも繰り返していきたい。

 まして国会議員の歳費は、今月から事実上、月額50万円アップになっている。国会議員の中にも“身を削る覚悟”を口にする人は多い。しかし実際にはこのように逆行することが起きている。それだけに私たちが「歳費3割、ボーナス5割カット」の法案をあらためて提出した意味はあると思う


 なお今月から50万円アップすることの仕組みについては9月28日のブログに詳しく述べているので、そちらを参照されたい。

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