みんなの党が焦っている?(その2)
2011.10.11
みんなの党が焦っている?(その2)
~永田町のKY政党で結構~
みんなの党は三党協議を談合のようなものだと批判している。増税路線であり、国会審議軽視路線でもある。もちろん私たちも他党との話し合いをすべて否定するわけではない。私たちの主張を他党に説明することも当然ある。
では私たちの主張とは何か。いま話題になっている復興増税に関しては「増税の前にやるべきことがある。例えば公務員総人件費を2割削減をすべきだ。そうすれば10年間で10兆円出てくる。役所のヘソクリというべき特別会計にもメスを入れろ。労働保険特別会計などは取り崩せば4兆円も出てくる。そしてこうしたことの大前提として国会議員自身がまず身を切るべきだ。歳費は3割カット、ボーナスは5割カットすべきだ」といった主張である。
これに対する他党の反応は、あまり真剣に議論したくないとう感じである。「またみんなの党が勝手なことを言っているから適当に聞き流しておこう」という雰囲気が見てとれる。
おそらくみんなの党はとんでもないKY(空気を読まない)政党だと思われているだろう。私自身、参議院の国対委員長と議運理事をつとめているので他党との交渉の最前線におり、それはひしひしと感じる。しかしそれでもかまわない。確かに私たちの主張は永田町の中ではKYである。しかし国民の空気、つまり民意には沿っていると思うからである。永田町の空気を読むのではなく、国民の空気を読むという路線を愚直に貫いてこそみんなの党の存在意義があると信じている。
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