爽快感
2010.05.25
「みんなの党」から千葉選挙区で参議院選挙に出馬表明してから3週間余り。つまり「みんなの党」として街頭演説を始めてからそれだけ経つわけです。
私も自民党の衆議院議員として10年を過ごしましたので、街頭演説は今までにも何度もやっていますが、「みんなの党」として実施するのはきわめて爽快なものです。
国民の期待が高い政党なので反応が良いということもありますが、それ以上に自分自身の本心から喋ることができるという点です。
自民党時代、特にこの数年は、「今の自民党には問題があります。だから私たち若手が変えていくしかありません」というトーンになりがちでした。
それはそれで本心でしたが、心の中のどこかで「そうは言っても若手が頑張ったくらいで、そんなに簡単に変わるだろうか。動脈硬化を起こした今の自民党を変えるのは至難の業ではないだろうか」という思いも、少しあったのは事実です。
いわば迷いがありながら訴えていたわけです。
それに対して今は心おきなく自分の考えを言えます。これが爽快感の理由です。
そう思っていたら、敬愛する山内康一衆議院議員が昨年8月5日のブログで同じようなことを書いていました。
山内議員は昨年の総選挙直前に自民党を離党し、「みんなの党」の結成に参加しています。いわば離党の先輩です。
自民党内で改革派とされている人たちは大なり小なり似た思いを持っていると思います。
「みんなの党」が参議院選挙で躍進することで政界再編の波を起こし、自民党や民主党の良質な人たちが、自分たちの党に見切りをつけるはずみになればとも思います。
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