私の方からは、本日の朝、野党各党の幹事長、国対委員長会議が行われました。
その中で、野党各党の大体合意が得られた事としては、例えば予算委員会の集中審議というものを後半国会に向けても一致協力して求めていきましょう、という話もありますし、これはそこに参加した全ての政党が関係するとはいえないですけど、クエスチョンタイムQTも今通常国会が始まってからまだ一度も行われていませんので、国会改革という中でQTをもっと活用しろと声もある中で、実際には全然開かれていないという中で、こういうものを開く事を求めていきましょうという事とか、衆参両院にTPPの特別委員会の設置なども求めていきましょうという事などでは、各党合意をしたとこでありますし、我が党としても勿論その主張に対して強く求めたい部分と、賛成を普通にするものとか、濃淡は色々あるかもしれませんが、こうした事については協力して臨んでいきましょうという事については我々も含めて合意しているところであります。
その他個別に色々な意見などはありましたけど、合意点としては今申し上げたような事が朝の野党の幹事長、国対委員長の会議などでは合意されたところであります。みんなの党の先程の役員会の中での決定事項というか確認された事としては、党の役職としてはまだ、先週の役員会の段階では主だった役員については発表してますけど、その役職に伴う例えば代理ポストとか、委員会の委員とかというポストがありますが、具体的にいえば幹事長代理とか政調会長代理とか、何々委員会の委員長は決まっても、その委員の人達をどう決めるというのが残ったりしてますので、こうした部分については、大体腹案が出来てるところもあれば、そうでないとこもあるかもしれませんが、ある程度統一的に発表出来ればという事で、次の役員会を5月7日という事で決めさせて頂きました。
来週の役員会は定例日は火曜日ですけど、4月29日は休日である事とその翌週の5月6日はこれも休日であるという事から、次回は5月7日に開くという事を決定させて頂いたところですし、そこまでには、今申し上げたような役員なども決めていければと話をしたとこであります。
尚、渡辺前代表の借入金問題などに関する調査報告については、25日を目途に発表したいという方向性でありますので、今日の役員会ではその事が文書が出されたとか、それについて深い議論を行ったという事はございませんし、私自身も報告書というようなものを今現在見たりしてるわけではございません。
そして、歳費のカット法案これについては、事実関係から申し上げると、みんなの党は過去7回に渡って歳費を3割、ボーナスを5割というカット法案を国会に提出してまいりました。残念ながら何れも廃案になってしまったわけですけど、このまま放置しておくと5月から国会議員の歳費は今日現在から比べると、月額にして26万円弱上がるという状況でありますので、つまり現行の2割カットがなくなるという事で、元に戻るという言い方が正しいかもしれませんが、今より上がる事は間違いないんでこれを放置していいのかという、増税の前に身を削るならまだしも、増税の時期に自分達の身が太っていくという事を放置していいのかという問題意識を持ってる政党は他にもあるでしょうから、こうしたところと共同提出する可能性というのは模索をしてるところであります。その時には当然、一番ベストは私達が唱えている、過去に法案提出などしている歳費の3割、ボーナス5割というものに乗って頂くのがベストですけど、これは相手のある事であれば、ベストにはいかなくてもより大局的な観点から、必ずしも割合、率については3割、5割というラインを死守するというのではなく、これは交渉次第という事であって柔軟に対応する可能性有り得ると思っております。どこまで柔軟にというのは交渉次第という事だと思いますけど、最終的な対応については代表、幹事長、政調会長に先程の役員会で一任されたところであります。私の方からは以上です。
(2014/4/22みんなの党定例会見より)
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