けんいちブログ

カナリア

2010.06.14

 第19回サッカーワールドカップが南アフリカで始まりました。今日は日本チームの第1戦です。
ワールドカップが日本で開催された(韓国との共催でしたが)のは8年前の2002年で、当時私は衆議院当選2期の外務政務官でした。
この時外務省の政務三役だった人たちを振り返ってみると、8年も経つと政界は移ろいが激しいなあと改めて思います。
〔2002年6月時点の外務大臣など〕

 大臣  川口順子(当時は非議員。後に参議院選に出馬し当選し現在に至る)
 副大臣 杉浦正健(当時は衆院議員。09年総選挙で落選)
 副大臣 植竹繁雄(当時は衆院議員。05年総選挙に不出馬で引退)
 政務官 松浪健四郎(当時は衆院議員。09年総選挙で落選。現在は参議院選比例区の候補予定者)
 政務官 今村雅弘(当時も現在も衆院議員。その間に離党・復党がある)
 政務官 水野賢一(当時は衆院議員。09年総選挙で落選。現在は参議院選候補予定者)

 さてワールドカップで最多の優勝回数を誇る国はブラジルの5回です。そのブラジルのチームカラーは国旗に由来するカナリア色。
このカナリアという鳥は炭鉱などで活躍します。空気の汚れに敏感なので坑内で、カナリアの様子がおかしくなったら警報が鳴ったのと同じことを意味するわけです。そういえばオウム真理教のサティアンに警官隊が捜索に入る時もカナリアを携行していました。

 政治の世界でも国の針路が間違った方向に向かいそうな時は、世に先駆けて警鐘を鳴らす政治家が求められています。

 このまま民主党が参議院でも過半数を確保するようなことになれば日本の将来に大きな禍根を残すことになります。カナリアのように警鐘を鳴らし続けたいと思っています(カナリアじゃあ、ちょっとひ弱なイメージ過ぎるかな?)。

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