けんいちブログ

モハメド・アリと猪木

2016.06.06


  モハメド・アリが亡くなった。私は特段ボクシングに詳しいわけではないが、実父の中尾栄一がかなりのボクシング好き(学生時代は自らやっていたらしい)で、アリのファンだったので、子供の頃から「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というアリの華麗なテクニックの話などはよく聞かされていた。

 子供心に「世紀の一戦」と騒がれたのを覚えているのはアリvs猪木の一戦である。昭和51年のことなので私は小学校4年生だったことになる。猪木が終始寝転んでいたので子供なりに期待外れの印象を持った記憶がある(実際には一流同士の奥深い駆け引きがあったのかもしれないが、あくまでも素人の子供の率直な感想は期待外れだった)。

 その時には、まさかそのアントニオ猪木と同じ職場(参議院)で一緒になる日が来るとは夢にも思わなかった。昨年には本会議場で隣の席だったこともある。

 アリの訃報を聞いて、そんなことを思い出した。あらためてモハメド・アリという偉大なボクサーの逝去にお悔やみを申し上げたい。

  (アリ氏も猪木氏も歴史的な大物選手ということで文中では敬称を省略いたしました)

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