中間選挙
2010.06.23
うるう年に行なわれるのが米国大統領選と夏のオリンピックです。いずれも4年に一回です。
米国ではその4年の中間年に上下両院の議員選挙(上院は3分の1のみ改選)があります。中間に行なわれるので、これは「中間選挙」と呼ばれています。
オバマ大統領が当選したのが2008年。ですから次の大統領選は2012年です。そしてその中間年の2010年(つまり今年)秋にこの中間選挙があります。
中間選挙はトップリーダーである大統領を決めるわけではありません。ただ現政権への国民の中間的な審判を下すという点で大きな意味を持っているとされます。
日本に当てはめると衆議院選が政権選択の選挙だとすれば、参議院選がこの中間選挙に近いといえるでしょう。つまり政権に対する中間評価という位置づけです。
この中間評価で、今の民主党政権に合格点を与えて良いのでしょうか。良いわけはありません。そんなことをすれば、多くのマニフェスト違反が正当化されてしまいます。今後の政治家が「選挙の時だけ甘いことを言って後で反故にすればよい」などと考えるようになったら民主主義は崩れてしまいます。
また政治とカネの問題でも説明責任を果たさないまま「みそぎは済んだ」と正当化するようになるでしょう。
それに合格点=過半数をとれば、衆参両院を制することになりますから、暴走してもチェックすることさえできなくなります。
かといって自民党が勝てばよいというわけでもありません。昔ながらの族議員が息を吹き返してしまいます。
ですから私たち「みんなの党」がしっかりと頑張っていきます。御理解・御声援のほどよろしくお願い申し上げます。
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