けんいちブログ

成田市

2010.06.18

 千葉県は日本の表玄関と言われます。国内最大の国際空港・成田空港があるからです。

私は今は佐倉市民ですが、以前2年間ほど成田市に住んでいたことがあります。

成田市は人口は12万人で県内14位ですが(私が住んでいた頃は下総町・大栄町と合併する前なので9万人くらいだった)、全国有数の集客施設(?)を2つ持っています。成田空港と成田山新勝寺です。

 私が住んでいた場所は新勝寺から歩いて5分くらいの所でしたから、正月になると車の乗り入れ制限の対象区域となりました。自分たちは近隣居住者ということで、立ち入り許可証のステッカーを貰って出入りしたものでした。

 さて成田空港の話に戻りますが、私が住んでいた頃は「新東京国際空港」が正式名称でしたが、2004年に「成田国際空港」に改称されています。

 そして来月には「成田スカイアクセス」という鉄道が開通します。都心と30分台で結ぶというのが謳い文句ですが、喜ばしいことです。

成田空港は都心から66km離れているために「遠くて不便」とよく言われます。しかし何も急に遠くなったわけでありません。そんなことは空港建設時から分かっていたことです。

それでも国策として空港を作ったのですから「近くて便利」にする責任は国にあるわけです。だからこそ私もこの新高速鉄道(当初はBルートとか成田新高速鉄道と呼ばれた)の開業のため力を尽くしてきました。

公共事業は往々にして当初の予定よりも工期も伸び建設費も膨れ上がる傾向にあります。その点、この「成田スカイアクセス」の開業目標が2015年から2010年に前倒しされ、しかもそれが達成されることは異例のことだと思います。関係者の努力に敬意を表したいと思います。

ページ上部へ