けんいちブログ

手ごたえ

2010.06.19

 街頭演説などの活動をしていると、記者の方からよく「手ごたえはどうですか」と聞かれます。今まで何回か立候補経験がありますが、正直なところよく分かりません。というか「手ごたえ」という曖昧なものは、あまり信じていないというのが本当のところです。

 確かに「頑張って」とか声をかけてくれる人はいます。しかし逆風の時でも「頑張れ」という人はいます。例えば自民党は大敗した昨年の総選挙でも全国で比例で26%の票はとっています。ですからそうした大逆風でも自民党に対して「頑張れ」と言う人がいても、全然不思議ではありません。

(逆に民主党も大敗した2005年の郵政選挙で比例区では30%の票を獲得している)
 結局、「頑張って」という人が何人かいたからといって(それはそれでありがたいですが)、「手ごたえは良い」と思うととんだ勘違いになります。世の中の逆風が止んでいることを意味しているわけではないからです。

 他に「手ごたえ」の尺度になるものとして、次のようなものが挙げられます。
 ・手を振ってくれる人が多いか少ないか
 ・チラシの受け取り具合が多いか少ないか

 こうしたことを気にする候補者も多いようですが、私自身は客観的な世論調査ならともかく、あまりそうした体感は信じないというのは、さっき述べた通りです。

ここまでそう書いておきながら平気で矛盾することを言うようですが、いま体感で「みんなの党」への期待が非常に高い感じがします。街頭演説などをしていると特にそう感じます。

もしかすると「みんなの党」への期待というよりも民主党・自民党への幻滅の裏返しだけなのかもしれませんが「期待できるのはみんなの党だけ」という雰囲気があると思います。

そうした声に応えられるべくしっかりと気を引き締めて選挙に臨みたいと考えています。

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