新党の老舗
2010.04.30
参議院選挙を前にして次々と新党が結成されています。乱立といえるかもしれません。
鳩山邦夫氏の自民党離党に始まり、「たちあがれ日本」「日本創新党」「新党改革」など続々と出てきました(新党改革は厳密には新党ではなく、旧来の改革クラブに舛添要一氏が入党して党名変更しただけですが、便宜上新党として扱います)。
「みんなの党」などは新党の中でも老舗(ちょっと語義矛盾かな?)と言えるくらいです。
“民主党には幻滅したが自民党には戻したくない”という人が多い以上、新党ができるのはむしろ自然なことなのかもしれません。それに選択肢が増えること自体は国民にとって悪いことではありません。
ただそうした新党の中でも「みんなの党」は異彩を放っていると思います。まず単なる数合わせでなく、政策や理念で結集しているという点です。
さらにその政策もしっかりとしています。「みんなの党」は「小さく効率的な政府」を目指しているという点で他党(既成政党も含む)と大きく異なります。他の政党がバラマキや政府の肥大化を掲げているのに対し、「みんなの党」はそうした政策に明確にNo!をつきつける唯一の政党です。
もちろん「みんなの党」は無政府主義者ではありませんから国や政府の役割を否定しているわけではありません。政府はやらなくてよいことまでお節介に介入するのではなく、本来やるべきことをきちんとやれという考えです。
つまりどこかの政権にみたいに「やらなくてよいバラマキ(子ども手当など)に固執する割には、外交・安全保障などやるべきことで迷走している」ことの逆をすべきだと主張しているわけです。
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