水野けんいちの考え · 行動
2009.07.01
『水野けんいちの考え · 行動』
水野賢一衆議院議員に政策全般について聞いた。
Q1いまー番力を入れている問題は?
水野:税金の無駄這いをー掃することです。そのために無馱の温床とされ る特定財源の廃止に向けて活動してきました。 ※最大の特定財源である道路特定財源は平成21年度から廃止された。
Q2財政再建のためには消費税増税は避けられないという声もありますが。
水野:「無駄撲滅なくして増税なし」と考えています。もちろん未来永劫現 在の税率5%のままですむわけはありませんが、その時には生活必需品は 軽滅税率を適用することも必要です。
【諸外国の消費税率】(導入年/税率/軽減税率)
日本1989年/5%/なし
スウェーデン1969年/25%/医薬品はゼロ税率、新聞・書籍は6%、食料品は12%
フランス1968年/19.6%/新聞・医薬品は2.1%、食料品は5.5%
イギリス1973年/17.5%/食料品・新聞・医薬品はゼロ税率、家庭用燃料は5%
Q3衆議院の環境委員長として温暖化防止にもつとめていますね。
水野:温暖化の原因となる二酸化炭素の排出は千葉県が全国の都道府県 のトップです。それだけに真摯に削減に取り組む必要があります。
【温室効果ガス排出量の上位3位(平成19年度)】
①千葉県5622万トン
②愛知県4455万トン
③広島県4020万トン
注)大規模工場が多い県が上位にくる傾向がある。東京都はオフイスは 多いが工場が少ないため16位となっている。
Q4年金についてはどうですか?
水野:年金を政争の具にするのではなく各党が英知を出して良い制度を作るため歩み寄るべきだと思います。ただ基本的には民主党のいう税方式には疑問を持っています。消費税の大 幅増が必要になり、これまで真面目に年金保険料を払ってきた人も高い消 費税を払わざるをえなくなるからです。
Q5医療に関してはどうですか?
水野:全国的に医師が不足していますが、特に救急医療、小児科医、産婦人 科医が足りなくなっています。こうした分野にとりわけ手厚い予算配分が 必要です。
Q6北朝鮮は核実験やミサイル実験を行なうなど安全保障上の脅威になっ ていますが。
水野:核 · ミサイルに加えて拉致問題の解決も重要です。北朝鲜がこれま で通りの不誠実な態度をとり続ける限リ圧力をかけ続けるべきです。安易 な制裁解除や支援には反対です。
Q7法務副大臣時代は犯罪被害者の権利拡充に力を尽くしましたね。
水野:従来はとかく加害者の人権が声高に叫ばれる反面、被害者の人権は 無視されがちな傾向がありました。それを是正する必要があったからです。
【犯罪発生マップ】 千葉県警察本部のホームぺージにある「犯罪発生マップ」を見れば、住んで いる地域の“ひったくり”“車上狙い”“侵入窃盗“などの発生頻度が分かりま す。ご参照ください。 →http://www.police.pref.chiba.jp/safe_life/gis/ または「千葉県警 犯罪発生マップ」で検索。
Q8農業政策はどうですか?
水野:自铪率が5割を切っている先進国は日本とスイスくらいですから 向上は急務です。また農林業は食料生産以外にも洪水の防止や景観の保全 など多くの役割を果たしていることをもっと啓発していくべきです。
Q9政権交代についてはどう考えます?
水野:一般論としていえば民主主義国家では政権交代があっても決して おかしなことではないと思っています。ただ今の民主党の政策が政権を担 うのにふさわしいかは別問題でしょう。
Q10民主党にー言。
水野:高速道路無料化、子ども手当創設、農業者個別所得補償など究極の パラマキ政策だと思います。外交 · 安全保障面も不安だらけです。
Q11自民党の現状についてー言。
水野:「民主党に対抗するためにはこちらもバラマキでいくしかない」と 考えている人がいるのは残念なことです。責任政党として再生するために は若手の私たちが決起していく覚悟で動かなければなりません。
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