けんいちブログ

絶滅危惧種

2010.06.23

 今年日本で開かれる大規模な国際会議に「生物多様性条約 第10回締約国会議」があります。10月に名古屋市で行なわれるこの会議はCOP10とも呼ばれます。

 現在全世界で確認されている種の数は175万種。未確認のものを含めるとその数倍から10倍以上とも言われます。

ちなみに現在生息している人類はすべてホモ・サピエンスという一つの種に属します。絶滅したネアンデルタール人はホモ・ネアンデルターレンシスという別の種になります。

犬はブルドッグもセントバーナードも一つの種に属します。一方、サルはチンパンジーとニホンザルはそれぞれ別々の種に分類されます。

 こうした数多くの種の中には絶滅に瀕しているものも多くあるので、生物多様性を保全していこうというのが名古屋での会議の目的です。

 絶滅危惧種のリストをレッドリストと言います。日本国内の絶滅危惧種については環境省がレッドリストを作成しています。

 絶滅危惧と一口にいっても程度によっていくつかに分類されています。絶滅の危険が高い方から、
①絶滅
②野生絶滅
③絶滅危惧ⅠA類
④絶滅危惧ⅠB類
⑤絶滅危惧Ⅱ類
⑥準絶滅危惧
となっています。

 具体的な動物でいえば、
ニホンオオカミ ・・・絶滅
トキ     ・・・・野生絶滅
イリオモテヤマネコ・・絶滅危惧ⅠA類

 そして数年前にはメダカが絶滅危惧Ⅱ類に指定されたということが話題になりました。
 さて政治家にも絶滅危惧種がいます。というよりも絶滅してほしいタイプの政治家が多いかもしれません。
 以下のような政治家は絶滅を歓迎したいところです。

・政策立案にたずさわらずひたすら役職だけを欲しがるような政治家
・利権あさりをする政治家
・選挙の時だけ甘いことを言って、後で責任は取らない政治家
・自分以外を虫けらのように思っている政治家
等々です。

ページ上部へ