10/28定例会見
2014.10.28
昨日、党の女性議員の数を増加させる為のプロジェクトチームというのがございまして、私が座長を務めさせて頂いておった訳ですけれども、昨日までの間に6回に渡る会議を行いまして昨日の会議の中で所謂クオータ制、女性議員等の登用に繋がればという、クオータ制の議論について党の見解を、党の見解というかプロジェクトチームの見解を昨日の段階でまとめ、それを先程の役員会で報告をさせて頂き、その役員会の了承を得たという形になります。
昨日もそのプロジェクトチームの終了後に申し上げさせて頂きましたけれども繰り返しになるかもしれませんが、そこで決めた事というのは、いずれかの性の候補者の、ちょっとここは女性という言い方を敢えて優先している訳ではないのですが、いずれかの性の候補者が3分の1を下回る事はないように努めるという事を、基本的な原則として国政選挙に関してそういう事を打ち出した訳であります。いずれかの性という言い方を敢えてしているのは、今現在どこまで現実味があるかどうかは別として例えば女性8割男性2割とかですね、そういうようなのも本来均衡という点からするとそういう形もこれまた良くない訳でしょうから、そういう意味では男性女性という事に拘らず両方の性の人達がバランス良く国政にも進出するという事が望ましいという事でありますので、諸外国でも必ずしも女性の何%という事ではなくて先程申し上げたようないずれかの性の人間が何%を下回らないようにするというような形をとっている例も結構あるというような事を色々な勉強をさせて頂きましたので、私達もこの表現の仕方を昨日のプロジェクトチームで行わせて頂きまして、3分の1は下回らないようにという事でございます。
これについては国政を、とりあえずまずは国政を念頭に置いている訳ですから地方選については、一つ一つの地方選挙については、例えば先日の川西に1名しか公認しないような場合に男性の場合、川西の場合は0%になってしまった訳でありますので、そういうような事はあまり意味のない話ですから、地方選挙については統一地方選挙に対して目標を立てればいいではないかという議論は確かにあり得るのですけれども統一地方選挙の統一率というのも今やさほど高くない、50%を多分割っていると思いますけれども、そういうような中ではですね完全な目標というよりは、いわば国政に準ずるというかですね、国政における数値を一つの目安として掛け替えるという形で取りまとめた所であります。なおこれについては明確な宣言文みたいな形で文章になっている訳ではありませんので、今口頭で私が申し上げたような事をだいたい昨日取りまとめ役員会でも報告、了承をされたという事であります。
国会においては大臣の資質が問われるような自体が相次いでいる訳でありますけれども、私達みんなの党としては当然政策論争をしていく事は勿論な事、しかしだからといって資質の問われる大臣に対してこれに対しての追及を怠るという訳にもいかない訳であって、政策論争とそして大臣の資質問題等を車の両輪としてですね両立させて大いに追及をしていきたい、論戦を張っていきたいという風に思っている所であります。とりわけ新たな事案として望月環境大臣の政治資金問題も浮上をして来ている訳ですけれども、わざわざ深夜にですね記者会見をする程の、それだけ緊急性が高くそれだけ重要性が高いという風に大臣がお考えであるのであれば当然国会の中でもそれに見合うだけの説明責任を果たしてもらうべきだし、大いに国会においても自らの言葉で説明責任を果たしてもらいたいと思っております。
現時点では望月大臣に関しては、まだどこで説明をするかという事は決まってないという風に理解をしておりますが、そういう中でわざわざ深夜に記者会見をするくらいの重要性、緊急性があるのであれば国会では当然説明責任を果たすべきだろうという風に思っております。私の方からは以上でございます。
(2014/10/28みんなの党定例会見より)
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