けんいちブログ

2/7定例会見

2014.02.07

政調会長兼参議院国対委員長の水野賢一でございます。

本来定例会見という事で、渡辺代表の会見が金曜日にセットされてる訳ですが、午前中に渡辺代表から連絡来まして日程の都合で水野さんへお願いしたいという事でしたので詳細は分かりませんが、私が政調会長として本日の会見を行わせて頂きます。先ずその事をお詫びいたします。

先ず政調に関する事として、昨日野党の政策責任者会議が開かれました。昨日の夕方開かれまして民主党の桜井充政調会長の方からは、昨日を持って補正予算が成立をした訳ですので本予算の審議に入っていくと、10日から衆議院の予算員会という風に想定される訳でありますが、補正予算に関しては各党、野党が共同して組換え動議等を出すという事は今国会に無かった訳でありますが、事実関係で言いますと、組換え動議を出したのはみんなの党だけは提出致しましたが、みんなの党単独の提出という形でありましたので、本予算に関しては野党共同での組換え動議等を検討出来ないかというような提案がございました。その辺を協議していく実務者協議的な事を作れればという提案を各党が持ち帰るという事になっております。それについては、私達も協議には応じうるという考え方を基本的に持っております。

但し、本予算というのは特に平成26年度の本予算というのは増税される消費税がその中に組み込まれてる訳ですから、それを前提としてるのが本予算でありますのでその組換えといった時にはそう簡単な話ではないんだろうなというような印象は持っております。つまり組換え案を作るといっても民主党のように消費税増税を容認しているというか、民主党政権の時に決まった事でありますのでそれを推進している政党と増税に対して凍結反対と言ってる政党が同じ土俵で組換えと言っても簡単に進むかどうかこれは必ずしも簡単ではないという印象は持ってますが、協議の場に於いて私達だったらこういう組換えを考えるという提案をする事は可能ですので、纏まるか纏まらないかは簡単でないという風に思いますが、協議を否定するものではありませんので、私達はクロス連合の中で様々な方面の人達と話をするという事で、そうした組換え動議の事を野党案を考えるのであれば協議には応じていければと考えております。

また今まで野党の政策責任者協議というのは法案等についても色々議論してきた訳ですけど、どちらかというと従来は各党が自分達の中で作った法案、つまり出来上がった物を提出する前にお宅の党も乗れますかというような一緒の提出者賛成者に加わって頂けますかという事をどちらかというと出来た物を各党が独自で作った法案をお互い示して一緒の乗れるんだったら共同提案しましょうというような事をしてる色彩が強かった訳ですが、そういう事の情報交換の場という色彩が強かった訳ですが、民主党さんの方から作る段階から色んな議論できないでしょうかという話がありましたので、これについても例えば行財政改革等について一緒に勉強会等をしませんかというような、これは私達に対しての呼びかけというよりは出席者野党全体に対する呼びかけでありますけど、こうした事についてはテーマは行財政改革に限るかどうかは別として各党持ち帰って我々も前向きに検討は出来るんだろうと思っております。

その中で何か一緒に法案等出すのか出さないのかというのは内容等を見ないと分からないという事です。政調関係の話は私の方からは以上でありましてそれと会派問題、参議院国会対策という観点から会派問題について申し上げますと、私達の大原則つまり結いの党に行った方々は参議院議員に関しては全員比例代表選出の議員でありますから、比例代表選出の議員が政党を渡り歩く、会派を渡り歩くというのは本来おかしな事でしょうという考え方を持っておりますので、そうした方々に対しては議席を返して下さいという事を今までも一貫して申し上げてきた訳でありますし、今後も議席を返さないのであれば同じ事を申し上げていくというこの大原則は変わらない訳ですけど、国会がここまで進んできている中で補正予算でありますけど成立をしたという一つの節目の中でありますので、私達はこの会派離脱については一切認めないという訳ではなく、決着をつけるというだけの用意は準備はあるというような立場でもあります。これはもちろん実務的な話等をする必要は色々ありますけど、今日離脱をさせるという事ではありませんが決着を色々な協議が進めば決着をつける、言い方を変えれば離脱を容認するという事は有りうるという態度であるという事は表明させて頂きたいと思います。

これは私が、第一義的にはこの問題は私の方に任されているとこでありますけれども、もちろん党の重要な決定でもありますから、渡辺代表などとも相談をさせて頂きながら進めていくというのは当然の事でありますけれども、今ここでこのような事を申し上げるという事は代表も了解しているという事でございます。第一義的な実務的な協議等などについては私の方で行わさせて頂くという事でございます。以上です。私の方からは政調並びに国対とてしてのご報告は以上でございます。

(2014/2/7みんなの党定例会見より)
※記者会見Q&Aをご覧になられたい方はみんなの党HPよりご覧ください。↓
http://www.your-party.jp/activity/press/

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