9/17定例会見
2014.09.17
本日は、11時40分から役員会を開きまして、その後、両院懇親会を行いました。役員会の中、両院懇懇親会の中でも議題の殆どは、渡辺前代表が提起してらっしゃる与党再編論の問題や、昨日行われた浅尾代表と渡辺前代表の会談などについての話であります。
役員会の議論の中で、一つの方向性を役員達がどの様な意見を持っているかという事について挙手を行いました。選択肢は、与党再編論は言葉が曖昧で、渡辺前代表の定義があるんでしょうけど、定義が曖昧ですので国政選挙の洗礼を経ずして与党入りしていくということを我が党の方針として、選択肢に入るべきなのかどうかということでして、浅尾代表からは明確にそういうことはNOだと、選挙の洗礼を経ることのないままに押しかけるような形で、与党になるなどということはあり得ないと、そういうことは選択肢に入らないという意見の表明がありましたので、それを踏まえまして、与党入りすることのNOだという選択肢と、選択肢としてあり得るということと、もう一つは棄権、今表明すべきでないとか、色々理由があるでしょうが要するに棄権という選択肢、この三つの中で挙手をして頂きました。
参加者が9人で今日役員会は、松沢さんと行田さんが外遊中ですので欠席でありますが、9人の中で挙手を行いまして、私の方から申し上げれるのは、何れにも手を挙げた方のいらっしゃいました、三案共に。つまり0票というのはありませんでした。過半数に於いては、選挙の洗礼を経ずして与党入りなどということは無いという、浅尾代表の示された方針を支持するという結果だと思っております。勿論これは党に於いては、役員会に於ける多数意見がそうだったということを事実として申し上げておりまして、党に於いては当然、極めて重要な問題だから両院議員総会で議論すべきだという声もありますし、それは一定の要件を満たせばそれは踏まえるべきなものだと考えておりますけど、役員会の多数はそうであったというのが事実であります。
因みに自分の事に関しては、申し上げていいと思いますので私自身の立場を申し上げれば、浅尾代表の方針に賛成の立場で挙手をさせて頂きました。役員会は基本的に以上のような話であります。その他の報告事項等もありますが、今日は国対の報告だとか、離党届を大熊議員が出してきたというのもありましたが、それは報告いたしましたがそれについて、承認とか新たなアクションを取ったということは本日ございませんし、役員会は通例よりも長い時間がかかったということであります。
その後両院懇親会が行われまして、渡辺前代表も久しぶりに出席されてご高説を述べてらっしゃいました。こちらにおいても質疑・色々な意見交換の中で渡辺喜美前代表からは、与党再編論などについても述べてらっしゃいました。一言で言えば、勝手に私が要約していいのかどうか分かりませんけれども、政党の使命とは政策の実現であると、そして、いま参議院においては自民党が単独では過半数割れをしている中で、みんなの党は12議席という参議院における一定の勢力を持っているわけだから、それをテコの原理でレバレッジをいかして政策実現を図っていくべきだと、段階においては、それは責任野党の段階とか、戦略対話とか、更には与党国対に入ってとかですね、そいうような閣内閣外協力などもブレーンストーミングとして触れていらっしゃいました。
基本的には、渡辺喜美前代表とのやり取りが、本日行われた両院懇親会の中ではかなりの時間がかかったと思います。主に浅尾代表と私がお答えをさせて頂きましたけれども、私の方からは明確に、勿論浅尾代表からも明確にですけれども、与党再編というのは無いと。選挙の洗礼を経ずして、いつの間にか与党化していくというのは、有権者に対する背信行為でもあり、そもそも、そんな方法で政策が実現できるというのは、考え方として現実味がない、というようなことなどについて執行部側からは、そういう反論があったところでもあります。
本日はですね、報道によりますと渡辺議員は浅尾代表に対して退陣要求もしくは、昨日の会談によると離党要求というのでしょうか、そいうことをされたやに報道では伺ってますが、今日の両院懇親会の中では明示的に退陣だとか離党を求めたかということについては、お話があったというふうには理解はしておりません。
いずれにせよ、私の立場から言えるのは、政策を実現していくのが政党の使命だという、渡辺前代表の主張、その部分に限れば、それはその通りだけれども野党のいうのはその政策を実現する手段というのは自らが今の与党を選挙によって打倒して、その結果として政策実現を図るというのが本筋であって、選挙の洗礼も経ないでいつの間にか野党だったのが与党化してですね、それで政策実現だというのは、これは明らかな間違った方針だということを思っておりますし、そういうやりとりでかなりの時間が費やされたということであります。私の方からは以上でありまして、後はご質問等があればお受けさせて頂きたいと思います。
(2014/9/17みんなの党定例会見より)
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