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けんいちブログ
政治家と年齢(その3)
2010.05.02
これまで衆議院選に5回立候補しましたが、小選挙区に立候補するのは一選挙区当たりだいたい3~5名くらいですから、相手候補というのは5回でのべ15人いました。
その中で、私よりも若い相手というのは今までいませんでした。自分の選挙区の中では、候補者中最年少だったわけです。
今回、参議院選への立候補を表明しましたが、同じ千葉選挙区で出馬表明している中で、民主党や共産党の方で私よりも若い人がいるので初めて年下の方とも戦うことになります。
表明済みの候補者の平均年齢は47歳なので、43歳の私(7月21日が誕生日なので投票日が遅れると44歳になる)はまだ平均よりは若い方です。
ともあれ人は若年だろうと老年だろうと日々必ず年をとっていきます。そしていずれの日か次の世代へと国や社会を引き渡していくわけです。その時に次の世代の人たちから「水野賢一は立派な仕事をしてくれたなあ、国や社会のために真摯に尽くしてくれたなあ」と言われるように働いていきたい、それが私の信条です。
八方美人
2010.05.01
普天間問題が迷走しています。火をつけたのは鳩山首相自身です。昨年の総選挙時に何の成算もないまま「国外、最低でも県外移設」と約束したからです。
選挙目当てにその場限りの甘いことを言って、後で取り繕うために右往左往するというのが民主党政権で何度も繰り返されている図式ですが、その典型例でしょう。
政権獲得後も皆に甘いことを言う体質は変わっていません。沖縄には「沖縄の思いを大切にし」と言い、米国には「トラスト・ミー」と言い、社民党にも配慮してという八方美人ぶりです。これでは問題が解決するわけがありません。
何かを為すということは何かを犠牲にする勇気を持つということです。政治では「税金は下げ、福祉は手厚くし、財政危機も解消すれば、景気も良くする。官僚にも喜ばれれば、労組にも歓迎されて、国民のためにもなる」などという都合のよい政策はありえないのです。そういうことを言う人は詐欺師か、結局何もしない人かどちらかです。
「みんなの党」は厳しいことであってもはっきりと主張します。苦い薬でも飲まなければいけない時もあるからです。例えばマニフェストに「公務員組合のヤミ協定、ヤミ専従などを根絶。違反者は即免職。刑事罰や個人賠償も導入」や「国家公務員の総人件費を3割以上カット」と唱っています。
必要な改革を推進する時は「断じて行なえば鬼神も之を避く」という気概で断行すべきだと思います。
新党の老舗
2010.04.30
参議院選挙を前にして次々と新党が結成されています。乱立といえるかもしれません。
鳩山邦夫氏の自民党離党に始まり、「たちあがれ日本」「日本創新党」「新党改革」など続々と出てきました(新党改革は厳密には新党ではなく、旧来の改革クラブに舛添要一氏が入党して党名変更しただけですが、便宜上新党として扱います)。
「みんなの党」などは新党の中でも老舗(ちょっと語義矛盾かな?)と言えるくらいです。
“民主党には幻滅したが自民党には戻したくない”という人が多い以上、新党ができるのはむしろ自然なことなのかもしれません。それに選択肢が増えること自体は国民にとって悪いことではありません。
ただそうした新党の中でも「みんなの党」は異彩を放っていると思います。まず単なる数合わせでなく、政策や理念で結集しているという点です。
さらにその政策もしっかりとしています。「みんなの党」は「小さく効率的な政府」を目指しているという点で他党(既成政党も含む)と大きく異なります。他の政党がバラマキや政府の肥大化を掲げているのに対し、「みんなの党」はそうした政策に明確にNo!をつきつける唯一の政党です。
もちろん「みんなの党」は無政府主義者ではありませんから国や政府の役割を否定しているわけではありません。政府はやらなくてよいことまでお節介に介入するのではなく、本来やるべきことをきちんとやれという考えです。
つまりどこかの政権にみたいに「やらなくてよいバラマキ(子ども手当など)に固執する割には、外交・安全保障などやるべきことで迷走している」ことの逆をすべきだと主張しているわけです。
出馬表明
2010.04.28
第22回参議院通常選挙・千葉選挙区への出馬を表明しました。「みんなの党」公認での出馬となります。
定数3のこの選挙区にはすでに民主党2人、自民党2人、共産党1人などの方々が立候補を表明していますので後発の身としては大変厳しい戦いになるのは覚悟しています。しかし挑戦する限りは全力を尽くしてまいります。
政策については本ホームページの「基本政策Q&A」をまもなく改訂する予定なので詳しくはそちらでご覧下さい。また「賢一の主張」コーナーにはこれまでの論文などが掲載されているのでご一読いただければ幸いです。
いま「民主党には幻滅したが自民党には戻したくない」という方は極めて多いと思います。私自身もその気持ちを共有しています。
「みんなの党」は民主党のような“バラマキ”にも自民党のような“しがらみ”にもはっきりとNo!を突き付ける改革政党です。こうした真の第三極が夏の参議院選挙で躍進することが不可欠だと考えております。私自身も力の限りつくすことをお誓いします。
離党
2010.04.26
本日、自民党に離党届を提出いたしました。私自身にとって離党というのはもちろん初めてのことですから、大袈裟でなく清水の舞台から飛び降りるという気持ちでいます。また4期自民党衆議院議員をつとめた間の様々な思いが去来し心苦しい思いもあります。
このブログの4月21日号をお読みの方はお気付きかもしれませんが、「みんなの党」に入党し参議院選を目指すということが念頭にあるのは事実です。
この点については後日、記者会見で正式に表明させていただきたいと思います。また当ブログでもあらためて述べるつもりでいます。
先例を見ると離党届の受理ではなく除名などの処分もあるようですが、そうしたことは私が決めることではなく、自民党の党紀委員会が決することなのでここでは触れません。
自民党に所属していた時もその政策や体質を常に全面肯定していたわけではありませんが、当時は「自民党公認として議員に選ばれている以上、歯を食いしばってでも党内に残り、その中で必要な声を上げ続けるべきだ」と考えていました。
しかし野党に転落をするという激変を経ても改革への消極姿勢や長老支配が続く党の姿を見ると、むしろこの政党を離れて政界再編を目指す方が良いのではないかと考えるに至りました。
草の根で頑張っている地域の自民党の方々に対しては感謝の思いこそあれ何の不満もありませんが、中枢の本部がしっかりしない以上、この政党に見切りをつける時期かと考えました。
政治家にとって政策や理念には一貫性が必要なのは言うまでもありません。ですから所属政党を転ずることに批判があるのは十分に理解します。ただ私自身の政策や理念がブレたり変わったりしたわけではありません。
政策・理念を実現し、より良い国づくりをするための手法として自民党という耐用年数切れの政党に所属するよりも離党し、再編を目指す方が良いと思うようになったわけです。
私は「党の前に国家国民がある」と信じております。今後とも国家国民のために全知全能をささげる覚悟でおりますので、心情をご賢察のほどよろしくお願い申し上げます。
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