気象庁によれば関東甲信地方は6月5日頃に梅雨入りしたと見られるとのこと。平年の梅雨入りが6月8日頃で、梅雨明けが7月21日頃なので、参議院選挙は宿命的に梅雨と重なることになる。
街頭遊説活動にとって雨は大敵である。屋根のあるところを探してチラシを配っていても、傘を持っている人が受け取ることはほとんどない。そもそもチラシも雨に濡れたり湿気でクニョッとなってしまう。先日も拡声器(ハンドマイク)に水が入ってしまったらしく故障気味になってしまった。
まさに雨は大敵なのだが、これはどの陣営にとっても同じこと。「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」に選挙戦を戦い抜いていきたい(ちなみに父・水野清は宮沢賢治の盛岡高等農林の後輩になる)。
選挙戦(正式には22日に開始だが事実上はじまっている)は多くの人の支えがあって戦い抜ける。事務所内で大車輪で働く人もいれば、雨の日も暑い日も外で活動する遊説部隊もいる。チラシを投函するために一日何万歩も歩いてくれる人も・・。もちろんそれ以外にも各地で様々な方法で支援の輪を広げてくれる人たちがいる。そういう人たちの支えがあってこその水野賢一だと思うと「これからもよろしくお願いします」と心から申し上げたい。
安倍総理は6月1日の記者会見で消費税増税の2年半延期を表明した。6月1日というのは国会の閉会日である。今年の国会は1月4日に召集され、会期150日間で6月1日まで続いた。その終了直後の会見で増税延期の発表をしたわけである。
なぜこれだけ大事な話を国会閉会を見計らったようなタイミングで発表するのだろうか。これでは増税延期という政府方針に対して質疑ができないではないか。今国会では実は消費税法の改正も行われている。これは来年4月に10%に増税することを前提として、その時には一部品目には軽減税率を導入するという内容だった(私たちは軽減税率には問題点が多く、低所得者対策は給付付き税額控除によって実施する方が良いと考えているので法案には反対したが)。
法案審議をする時には来年の増税を前提として法改正を行っておいて、国会を閉じてから重大な路線転換をするというのは誠実な姿勢とは言えない。安倍総理は増税延期について「参議院選で国民の信を問う」と言っているが、本来ならば国会で審議をして、議論を深めた上で信を問うべきではないのだろうか。国会審議をすればもちろん野党側の厳しい追及も受けたかもしれない。しかし本当にこの路線に自信を持っているならば国会で堂々と反論して切り返せばよいだけのことなのである。こうした手法は政治不信を助長していくだけである。
モハメド・アリが亡くなった。私は特段ボクシングに詳しいわけではないが、実父の中尾栄一がかなりのボクシング好き(学生時代は自らやっていたらしい)で、アリのファンだったので、子供の頃から「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というアリの華麗なテクニックの話などはよく聞かされていた。
子供心に「世紀の一戦」と騒がれたのを覚えているのはアリvs猪木の一戦である。昭和51年のことなので私は小学校4年生だったことになる。猪木が終始寝転んでいたので子供なりに期待外れの印象を持った記憶がある(実際には一流同士の奥深い駆け引きがあったのかもしれないが、あくまでも素人の子供の率直な感想は期待外れだった)。
その時には、まさかそのアントニオ猪木と同じ職場(参議院)で一緒になる日が来るとは夢にも思わなかった。昨年には本会議場で隣の席だったこともある。
アリの訃報を聞いて、そんなことを思い出した。あらためてモハメド・アリという偉大なボクサーの逝去にお悔やみを申し上げたい。
(アリ氏も猪木氏も歴史的な大物選手ということで文中では敬称を省略いたしました)
本日、野田市で市長選とそれに伴う市議補選が告示された。特に市議補選には民進党公認の寺田聖(きよし)候補を擁立している。3月27日に民進党が結成されてから千葉県内では国政・地方選を通じて初の公認候補となる。つまり千葉県の民進党の初陣となる。投票日は次の日曜日。今日の夕方には私も野田市に駆けつけたが初陣、そして参議院選挙にとっては前哨戦なので頑張らないと。
1月4日から開会していた国会が本日閉会した。会期は150日だった。1月に開催される通常国会は本来の会期は150日だが、延長される場合も多い。ここ数年の通常国会の会期は以下の通りだが、これを見れば分かる通り、6月1日の閉会というのは相当に早いという感じがする。
2011年 1月24日~8月31日 220日間
2012年 1月24日~9月8日 229日間
2013年 1月28日~6月26日 150日間
2014年 1月24日~6月22日 150日間
2015年 1月26日~9月27日 245日間
2016年 1月4日 ~6月1日 150日間
本日は何本かの法案採決や会期末処理のための参議院本会議が開催されたが、この本会議が私にとっての最後の本会議などということにならないように、夏の参議院選にもしっかりと取り組む決意を新たにした。